さまよい歩いて・・・!
奈良の観光でネットを探ると、今、奈良の街では民家を使った町屋カフェが熱いらしい!
ネットでいろんなカフェのサイトをチェックしてるとなかなか楽しそう!
いくつかお目当てのカフェに見当をつけて、〝ならまち散策〟です。
前もって地図に付けたいくつかのお店を目指して、昔ながらの長屋が並ぶ細い路地を
歩く歩く歩く・・・!
あちらこちらの家先に吊るしてある〝身代わり猿〟。小さな神社にこんなにいっぱい吊らされてた。
家に来る災いを身代わりに受けてくれるというお守りだそうです。
なんだかこのぷんぷくりんな感じが可愛いんですよね^^
こんな昔ながらの〝町の銭湯屋さん〟も現役で残ってます。
ゲートのようなモザイクタイルやガラスブロック。そしてなによりこの〝ミネラル湯浴泉〟のシールがちょーいかす~!
んなこと言ってたら、いつの間にか迷路のような路地のなかでしっかり迷子になっちゃってました><;
お目当ての、よつばカフェや、カナカナはいったいどこじゃ!!
へとへとになってようやく見つけたロカシカカフェはなんとお休み!フンガーっ><!
もう疲れて失神寸前な時、ふと目に入った小さな「中国茶」の案内看板。導かれるように脇道に入っていくと
偶然見つけたこのお店。
「中国茶カフェ・ギャラリー 叙友舎」
小さな民家をそのまま喫茶にしたようなお店。なんともしっくりいい感じ。
靴を脱いで上がる1階はほんの8畳程度の板間の喫茶室。
奥には一畳ほどの中庭。心地よい風が抜けていきます。
私が注文したのは、グラスの中で綺麗なお花が咲く花茶(茉莉百合茶)
お店のお姉さんが丁寧に目の前でお茶を入れてくれます。
最初はこんなまん丸な茎の塊。一度お湯を注いで捨てます。
そしてもう一度お湯を注ぐと、浮いていた茎の塊が徐々に沈んでいって、
だんだんと中からお花が咲いていきます。
中国茶の茶器って、ほんとに可愛い^^!
お茶についてくるお茶請けも、黄粉を練ったお菓子や、生姜をはったい粉にねりこんだお菓子などどこか懐かしい味。
なんとも清清しい香りの花茶に、ピリッと効いた生姜の辛味がとてもあってました。
それにしても、なんとなく慌しいなぁ。と思ったら、ちょうどこのお店をギャラリーとしてる画家、
余啓平さんが2階で個展を開いてご本人がいらしてたのです。
お店の方に勧められて、私も2階のギャラリーに絵を見せて頂きました。
絵を見てると、なんとその余さんがとてもお上手な日本語で話しかけてきて下さいました。
そして椅子に座ってゆっくりいろいろお話をして下さいました。
「私はどんなに美しい風景を見ても写真も撮らないし、スケッチもしません。絵を描くのに何の役にも立たないからです。すべてここに(頭を差しながら)深くきざんでおいて、自分の記憶を膨らませて描く方が自分の絵にふさわしいのです。だから私の絵に実在する景色はどこにもありません。」 とっても心に残った言葉です。
余さんの絵、どこか浮遊感がある色彩の景色。夢の中で会ったような人達。異国だけれどどこか懐かしいシーン。
繊細で、それでいてゆったりした線の流れを見てるといつのまにか時間が過ぎていきます。
優しい言葉の中に見える強い芸術にたいする信念。そのお人柄にもどんどん引き込まれていく、とっても素敵な方でした。
ぷらぷら迷子になったからこそめぐり合った、やさしい空間とお茶、そして素敵な時間。
こんなことがあるから、気ままなのんびりぷらぷらの旅が大好きなのです。
ネットでいろんなカフェのサイトをチェックしてるとなかなか楽しそう!
いくつかお目当てのカフェに見当をつけて、〝ならまち散策〟です。
前もって地図に付けたいくつかのお店を目指して、昔ながらの長屋が並ぶ細い路地を
歩く歩く歩く・・・!
家に来る災いを身代わりに受けてくれるというお守りだそうです。
なんだかこのぷんぷくりんな感じが可愛いんですよね^^
ゲートのようなモザイクタイルやガラスブロック。そしてなによりこの〝ミネラル湯浴泉〟のシールがちょーいかす~!
んなこと言ってたら、いつの間にか迷路のような路地のなかでしっかり迷子になっちゃってました><;
お目当ての、よつばカフェや、カナカナはいったいどこじゃ!!
へとへとになってようやく見つけたロカシカカフェはなんとお休み!フンガーっ><!
もう疲れて失神寸前な時、ふと目に入った小さな「中国茶」の案内看板。導かれるように脇道に入っていくと
偶然見つけたこのお店。
小さな民家をそのまま喫茶にしたようなお店。なんともしっくりいい感じ。
靴を脱いで上がる1階はほんの8畳程度の板間の喫茶室。
私が注文したのは、グラスの中で綺麗なお花が咲く花茶(茉莉百合茶)
お店のお姉さんが丁寧に目の前でお茶を入れてくれます。
なんとも清清しい香りの花茶に、ピリッと効いた生姜の辛味がとてもあってました。
それにしても、なんとなく慌しいなぁ。と思ったら、ちょうどこのお店をギャラリーとしてる画家、
余啓平さんが2階で個展を開いてご本人がいらしてたのです。
お店の方に勧められて、私も2階のギャラリーに絵を見せて頂きました。
絵を見てると、なんとその余さんがとてもお上手な日本語で話しかけてきて下さいました。
そして椅子に座ってゆっくりいろいろお話をして下さいました。
「私はどんなに美しい風景を見ても写真も撮らないし、スケッチもしません。絵を描くのに何の役にも立たないからです。すべてここに(頭を差しながら)深くきざんでおいて、自分の記憶を膨らませて描く方が自分の絵にふさわしいのです。だから私の絵に実在する景色はどこにもありません。」 とっても心に残った言葉です。
余さんの絵、どこか浮遊感がある色彩の景色。夢の中で会ったような人達。異国だけれどどこか懐かしいシーン。
繊細で、それでいてゆったりした線の流れを見てるといつのまにか時間が過ぎていきます。
優しい言葉の中に見える強い芸術にたいする信念。そのお人柄にもどんどん引き込まれていく、とっても素敵な方でした。
ぷらぷら迷子になったからこそめぐり合った、やさしい空間とお茶、そして素敵な時間。
こんなことがあるから、気ままなのんびりぷらぷらの旅が大好きなのです。
by pyontaro-piyopiyo
| 2008-05-10 21:34
| おでかけフォト
建築・ダイビング・映画…好き・嫌い、ごちゃまぜ、気まぐれ、てへへ日記
by pyontaro-piyopiyo
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